こんにちは、あおいです。
累計出荷台数が300万台を突破したアラジン グラファイトトースター。
「トーストがおいしく焼ける!」とメディアで紹介されるのを目にしたことがある人も多いはず。
しかし価格は10,000~20,000円台。最上位モデルは39,000円と、数千円のトースターと比べると、その差は10倍近くあります。
「なぜこんなに高額なトースターが人気なの?」
「アラジントースターの一体何がすごいの?」
そう疑問に思っている方もいると思います。
本記事はアラジン グラファイト グリル&トースター(4枚焼き) をレビューします。
実際に使ってみて感じた感想やメリット・デメリットを正直にレビューするので、「トースター選びに失敗したくない!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
機種ごとの価格の違いやふるさと納税を利用できるかについても解説していきます
- トーストがとにかくおいしく焼ける
- すぐ温まるから時短になる
- 唯一無二のデザイン
- グリルパンが便利すぎる
- お手入れが楽
- 温度と時間設定になれるのに時間がかかる
- グリルパンは大人数調理には不向き
- 上に物が置けない
- 値段が高い
家電製品アドバイザーの資格をもっている家電大好きブロガーあおいが、気になる家電を自腹で購入し、実際に使って感じた感想を正直にシェアするレビューブログです。公式サイトの情報だけではわからない「実際どうなの?」を深堀りします!
メリット
グラファイト グリル&トースター(4枚焼き) のメリットを紹介します。
トーストがとにかくおいしく焼ける
なんといっても一番伝えたいのは「トーストがおいしい!」ということ。
アラジントースターで食パンを焼くと、外がカリッとして香ばしく、中がモッチリふわふわで、パンの甘みを感じられます。
その理由は、アラジントースターを開発・製造している㈱千石の特許技術「遠赤グラファイト」で焼き上げているから。
「遠赤グラファイト」はたった0.2秒で最高温度に達する熱伝導の高さが特徴で、一気に高温になるため、パン内部の水分を閉じ込めつつ、表面だけを香ばしく焼き上げます。
そのため、外がカリッと香ばしく、中がモチモチふわふわの極上トーストが焼けるのです。
すぐ温まるから時短になる
「遠赤グラファイト」は0.2秒で発熱するので、トーストを焼くのも早いです。
6枚切り食パン1枚を焼くのにかかる時間はたったの2分。
グラファイト グリル&トースター(4枚焼き)は食パン4枚を一度に焼けるので、忙しい朝に家族全員分のトーストが2~3分で用意できるのはうれしいポイントです。
唯一無二のデザイン
アラジンの大きな魅力の1つとして、洗練されたデザインがあげられます。
ピザ窯をイメージした丸みのあるかたちで、カラーは少しくすんだミントのようなグリーンと温かみのあるホワイト。
四角く、黒や白などの色味の多いトースターの中で、そのレトロで可愛らしいデザインは際立っています。
4枚焼きは背面にもアラジンのシンボルマークがあしらわれているので、キッチンカウンターに置いても存在感を発揮してくれます。
グリルパンが便利すぎる
グラファイト グリル&トースター(4枚焼き)にはグリルパンが付属します。
グリルパン(深)とグリルパン(浅)とグリルネットの3種類で、組み合わせて使うことで、焼く・煮る・蒸す・炊く・お菓子作りとあらゆる調理が可能になります。
グリルパンの調理はとっても簡単。
最初に食材や調味料をグリルパンの中に入れ、蓋をしてトースターにいれ、温度と時間を設定して完了。
たったこれだけです。
出来上がるまでほぼほったらかしなので、その間にもう1品作ったり、他の家事ができます。
筆者はいつもメイン料理をアラジンに任せ、その間に副菜や汁物を作ったり、洗い物を済ませたりしています。
メインの料理が完成すると同時に他の料理もできていて、さらに後片付けも完了しているなんて、最高としか言いようがありません。
アラジントースターを活用するようになってから、食事の支度~後片付けにかかる時間はトータルで30分ほど短縮しました。
筆者はオーブンレンジも持っているので、以前はオーブン料理をよく作っていたのですが、余熱に時間がかかるのと、オーブンをつかったあとに電子レンジを使いたい場合、庫内が十分に冷めるまで待たなければいけないのがストレスでした。
アラジンでオーブン料理をするようになってからは、余熱は不要ですし、すぐに電子レンジが使えるので、かなり時短になりました。
その他にも、オーブンレンジで調理すると大きい天板を洗うのが面倒でしたが、グリルパンはシンク内に収まる大きさなので、後片付けもそれほど負担に感じないというメリットもあります。
驚きだったのが、グリルパンでほったらかしで作った料理が想像以上においしかったことです。
庫内の温度がすぐに上がるから、食材の水分やうまみを逃さず、肉や魚のグリルはふっくらジューシー。
アラジンで作ったミートソースは、普段のもの(鍋で1時間以上手間暇かけて作ったもの)よりおいしいと家族に言われました。
お手入れが楽
オーブントースターって汚れやすいわりに、お手入れが難しいですよね。
オーブントースターの汚れの原因は、パンくずと調理中に飛び散る油や調味液など。
トースター内の壁や天井に汚れがついても、庫内は水洗いすることができないので放置しがち。
そのまま使っているうちに焦げ付いてしまってさらに汚れる、という悪循環になりがちです。
しかしグラファイト グリル&トースターの場合は、グリルパン調理の際に蓋をすれば油や調味液が飛び散るのを防げるので、そもそも庫内が汚れません。
普段のお手入れは、気になった時に、
- 刷毛で扉の内側にたまったパンくずを取り除く
- 焼き網とパンくずトレイを取りはずし、洗剤で洗って乾かす
- かたく絞ったふきんで扉の内部やツマミ、外側を拭く
だけ。
10分あればできます。
蓋をしてグリルパン調理をすることで、汚れを最小限に抑えられることが、お手入れが楽になる最大のポイント。
ちなみに、「グラタンなど表面をこんがりと焼き上げたいときも、蓋をしたままの調理で大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
蓋をしたままでもおいしい焦げ目はちゃんとつくのでご安心を。
デメリット
続いてグラファイト グリル&トースター(4枚焼き)のデメリットを紹介します。
温度と時間設定になれるのに時間がかかる
アラジントースターの操作はとてもシンプルで、ダイヤル式のツマミで温度と時間を設定するだけです。
しかし、一瞬で高温になる遠赤グラファイトの特性上、設定を間違えると食材を焦がしてしまう恐れがあります。
特にグリルパン調理の場合は、蓋をしていて調理中の様子がわからないため、油断すると食材を黒焦げにしてしまうこともあります。(筆者も何度か経験しました)
温度設定と時間設定の勘所をつかむまでは、公式レシピなどを参考にして調理するのをお勧めします。
ちなみに、フラグシップモデルは温度センサーとマイコン制御をつかった自動調理メニューがついているため、食材を焦がす心配はありません。
予算に余裕のある方はフラグシップモデルを検討してみるのも一案です。
グリルパンは大人数調理には不向き
料理の内容によっても異なりますが、グリルパンで作れる分量はおおむね1~3人分までです。
例えば鶏モモ肉は2枚までしか入らないし、魚の切り身は大きいものだと2~3枚程度しか入りません。
そのため4人以上の調理には容量が足りません。
筆者は大人2人+子ども1人の家庭なので十分間に合っていますが、4人以上いるご家庭でメイン料理を作るのには向いていないと言えます。
上に物が置けない
アラジントースターは本体上部が丸みを帯びているので、トースターの上に物を置くことができません。
筆者はトースターの上を食パンや果物置き場として活用していたので、これが地味に不便なんです。
しかしこの丸みを帯びたデザインがアラジンの魅力の一つなので、仕方がないと思っています。
値段が高い
グラファイト グリル&トースター(4枚焼き)は定価22,000円(税込)です。
トースターを価格で分類すると、「高級トースター」の部類に入ります。
筆者も以前は、トースターというと3,000円~4,000円というイメージで、5,000円以上すると「けっこう高いな…」と思っていました。
しかしそれは、トースターを
- トーストを焼く
- お惣菜を温める
- グラタンに焦げ目をつける
程度にしか利用していなかったから。
アラジントースターを購入してからは、トーストは比べ物にならないくらいおいしいし、日々の食事の支度に活躍してくれています。
今ではアラジントースターは我が家になくてはならない存在となっています。
2万円を超えるトースターは高級品ですが、生活の質の向上と家事の貢献度を鑑みると、納得の価格だと思っています。
価格の違い
アラジントースターは4種類の機種があり、それぞれ価格が違います。
さらに機種によっては何度かリニューアルしているため、型番が複数存在します。
型番の違いでも価格は違います。
販売サイトによっては古い型番のほうが価格が高い場合もありますが、リニューアルのたびに焼き網やツマミの大きさなど細かな点が改良され、使い勝手や性能がアップしていますので、特別なこだわりがなければ最新モデルをおすすめします。
それぞれの機種の概要を紹介します。
グラファイトトースター(2枚焼き)
食パンが同時に2枚焼けるモデル。アラジントースターの中では一番コンパクトでスタンダードなモデル。
定価:14,080円(税込)
型番:AET-GS13C(G)(W) ※()内はカラー。(G)グリーン、(W)ホワイト
古い型番:CAT-GS13A(G)、AET-GS13N(W)、CAT-GS13B(G)、AET-GS13B(W)
グラファイト グリル&トースター(4枚焼き)
食パンが同時に4枚焼けるモデル。グリルパンが付属しているため、焼く・煮る・蒸す・炊く、多彩な調理が可能。
定価:22,000円(税込)
型番:AGT-G13B(G)(W)※()内はカラー。(G)グリーン、(W)ホワイト
古い型番:CAT-G13A(G)、 AET-G13N(W)、AGT-G13A(G)(W)
グラファイト グリル&トースター(フラッグシップモデル)
アラジントースターの最上位モデル。温度センサーとマイコン搭載により、好みの焼き色を指定すればトーストを自動で焼いてくれる。その他にも低温調理や炊飯もできる12種類の調理メニューを搭載。トーストの枠を超えた万能調理器。グリルパンと炊飯釜も付属する。
定価:39,000円(税込)
型番:AET-GP14B(G)(W)
古い型番:CAT-GP14A、AET-GP14A(G)(W)
グラファイト ポップアップトースター
アラジン初のポップアップ式トースター。普通のトーストだけでなく、冷凍トーストやベーグルも焼ける。
定価:24,400円(税込)
型番:AEP-G12A(G)
ふるさと納税が使えるか
アラジントースターは兵庫県加西市のふるさと納税の返礼品となっています。
ふるさと納税を活用すれば購入にかかる実質負担額は2,000円になります。
すでにふるさと納税を活用している方や、これからふるさと納税を始める方でアラジントースターをお得に手に入れたい方は是非チェックしてみてください。
アラジントースターはこんな人におすすめ
アラジントースターは「パンをおいしく焼きたい。かつトースターで色んな料理を楽しみたい人」におすすめです。
遠赤グラファイトヒーターで外カリッ、中モチモチの絶品トースターを焼くことができて、付属のグリルパンを使えば「焼く」「煮る」「蒸す」「炊く」「スイーツ」など様々な料理を楽しむことができます。
日々の食事の支度にアラジントースターを活用すれば時短になるし、料理の幅も広がりますよ。
まとめ
アラジン グラファイト&グリルトースターをレビューしました。
遠赤グラファイトの力で、外カリッ中モチモチの絶品トーストを焼くことができ、
付属のグリルパンを使えば、日々の食事の支度が格段に楽になります。
トースターというと、パンを焼くこととお惣菜の温めにしか活用していなかったという方でも、
一度アラジン グラファイト&グリルトースターを使えばその便利さに驚き、手放せない家電になるかもしれません。
- トーストがとにかくおいしく焼ける
- すぐ温まるから時短になる
- 唯一無二のデザイン
- グリルパンが便利すぎる
- お手入れが楽
- 温度と時間設定になれるのに時間がかかる
- グリルパンは大人数調理には不向き
- 上に物が置けない
- 値段が高い
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