象印 STAN. オーブントースター EQ-FA22 実機レビュー！最高のトーストとクロワッサンが焼けるパン好きのためのトースター

家電の実機レビューを発信しています。あおいです。

今回レビューする、象印 オーブントースター EQ-FA22は高い機能性とおしゃれなデザインが魅力の象印ブランド「STAN. （スタン）」のオーブントースターです。

どんなインテリアとも調和するシンプルで洗練されたデザイン。ボタン1つで絶品のトーストやクロワッサンが焼ける便利な「マイコン自動コース」搭載で、日々の暮らしを美味しく彩ってくれます。はずせる扉でお手入れがしやすく、綺麗が長持ちするのも嬉しいポイント。

今回は「象印 オーブントースター EQ-FA22」の実機を用いて、詳しい使用感やメリット・デメリットを徹底的にレビューします。気になる方はぜひ参考にしてください。

象印 STAN. オーブントースター EQ-FA22の概要

象印 EQ-FA22は、高い機能性と洗練されたデザインが特徴の象印のブランド「STAN.（スタン）」のオーブントースターです。

コンセプトは「パン好きにうれしい機能が充実したオーブントースター」。ボタン1つでトーストやクロワッサンをおいしく焼き上げてくれる「マイコン自動コース」が搭載されています。

ヒーターは1000Wの高火力遠赤ヒーター。80℃～250℃の幅広い温度調節機能と30分ロングタイマーで、ピザ、お餅、焼き芋、グラタンなど、様々な調理が楽しめます。

本体サイズは幅33.5×奥行き30×高さ26.5cm。食パン2枚焼きサイズで、オーバル型のグラタン皿(11㎝×19cm)なら2皿同時に調理可能。

付属品は天板とオリジナルレシピ集の2点。天板はピザを焼いたり、フライ温めで使用します。オリジナルレシピ集はアレンジトーストなどのパンを中心とした15のレシピが掲載されています。

象印 STAN. オーブントースター EQ-FA22のレビュー

シンプルで温かみのあるデザイン

象印 EQ-FA22の魅力の一つは、シンプルで洗練されたデザイン。

艶のないマットなブラックに底面のキャメルの差し色が映えて、家電なのにどこか温かみが感じられるデザイン。中央に静かにたたずむ象さんのシンボルマークが可愛らしく印象的です。

どの角度から見ても金属感がないので、和風やナチュラルテイストのお部屋でも自然となじんでくれます。家電選びでデザインを重視したい方、インテリアの統一感を崩したくない方にもおすすめです。

最高のトーストとクロワッサンが焼ける「マイコン自動コース」

象印 EQ-FA22には、ボタンを押すだけでトースターが温度と時間を調節して美味しく焼いてくれる機能、「マイコン自動コース」が搭載されています。

トーストは、外サクッ中ふわっな理想のトーストが焼ける「サクふわトースト」と通常の「トースト」があり、それぞ冷凍パンにも対応しています。

「サクふわトースト」と「トースト」の違いは外側の食感と焼き時間。「サクふわ」の方が、よりサクッとしているので外と中の食感のコントラストを感じやすい、つまり「より美味しいトースト」が焼けます。

「サクふわトースト」コースを動画でチェック

9つの自動コースの中で珍しいのが、「冷凍クロワッサン生地焼き上げ」コース。こちらはSNSで話題の冷凍クロワッサンが美味しく焼けるコースです。

実際にカルディの「オスカーモンド クロワッサン」を使って焼いてみたところ・・・贅沢なバターの香りと焼きたてのサクサクとした食感がたまらなく、感動モノの美味しさでした。

調理時間は解凍時間も含めて約1時間とそれなりにかかるので、忙しい平日に挑戦するのは難しいかもしれませんが、休日の朝食やブランチにピッタリです。

トーストとクロワッサン以外にも、ロールパンを焦がさずふっくら温める「ロールパン」コース、二次発酵～焼成までが行える「手作りパン」コース、揚げ物をサクサクに温め直す「フライあたため」コースなど様々なメニューがあります。

お手入れ簡単でキレイが長持ちする「はずせる扉」

どんなに素敵なデザインでも、汚れていては魅力が台無し！ですが、象印 EQ-FA22はとびらが外せてお手入れがしやすいので、きれいが長持ちします。

外し方はとてもシンプル。焼き網をとり外して、ツマミをスライドさせて手前に引くだけで簡単に外れます。

とびらの外し方を動画でチェック

とびらが外せれば、パンくずが溜まりやすい扉の内側も、汚れやすい庫内の壁も楽にお掃除ができます。焼き網とくず受けは丸洗い可能ですし、お手入れできない箇所がほとんどないので、きれいな状態を長く保つことができます。

象印 STAN. オーブントースター EQ-FA22の気になる点

液晶にコース名が表示されずわかりづらい

象印 EQ-FA22はダイヤルで操作するのですが、液晶画面の表示が番号のみでコース名が表示されないので操作がわかりづらいと感じました。

ただ本体天井部にコース番号とコース名が書かれた表示があるので、わからなくなってもすぐに確認できます。

「フライあたため」コースはやや時間がかかる

自動コースには揚げ物をサクサクに温め直せる便利な機能「フライあたため」コースがあるのですが、このコースは意外なほど時間がかかります。

仕上がりを最適にするために研究された調理時間なのだと思いますが、市販のお惣菜で手早く食事の準備をしたい時などは少々やきもきします。

ただこのコースで温め直しをするとサクサクの揚げたてのようにおいしくなるので、仕上がりは大満足！

象印 STAN. オーブントースター EQ-FA22と他製品との比較

象印 EQ-FA22と同じくパンがおいしく焼けることで人気の、バルミューダ The Toaster、パナソニック ビストロ NT-D700、ツインバード 匠ブランジェトースターの3機種を比較しました。

	象印 EQ-FA22	バルミューダ The Toaster	パナソニック NT-D700	ツインバード 匠ブランジェトースター
消費電力	1000W	1300W	1300W	1240W
トースト枚数	2枚	2枚	2枚	2枚
温度調節	80～250℃ 無段階温度調節	170℃/200℃/230℃ 3段階温度調整	120℃~260℃ 8段階温度調整	120℃~260℃ 8段階温度調整
自動メニュー	9種類 トースト、ロールパン、クロワッサン、手作りパン、フライあたためなど	4種類 トースト、チーズトースト、フランスパン、クロワッサンなど	15種類 トースト、ピザ、フライ、アレンジトースト、食パン以外のパン、もち、焼きいもなど	4種類 トースト・アレンジトースト、クロワッサン、フランスパン、カレーパンなど
冷凍パン	対応 トースト、クロワッサン	対応 全モード冷凍対応	対応 トースト、クロワッサン、ピザ	対応 全モード冷凍対応
お手入れ	はずせる扉 焼きアミ くず受け皿	焼きアミ くず受け皿	焼きアミ くず受け皿	焼きアミ くず受け皿
税込価格 （2024年10月30日調査時点）	17,573円	26,980円	28,000円	25,800円
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比較の結果、幅広い温度調節機能、お手入れのしやすさ、コストパフォーマンスで優れていたのは象印 EQ-FA22でした。

バルミューダ The Toasterは、昨今のトースターブームの火付け役となった、パンに特化したトースター。独自のスチーム技術でトーストはもちろん、アレンジトーストや惣菜パンなどあらゆるパンが美味しく焼けます。オーブン機能は限定的なので、「とにかく美味しいパンが食べたい！」という方におすすめです。

パナソニック NT-D700はパナソニックの最上位オーブントースター。「遠近トリプルヒーター」と「インテリジェント制御」でトーストを美味しく焼き上げます。パン以外にも、フライやお餅や焼き芋もボタン1つで作れる豊富な自動メニューが魅力。幅広い温度調節でオーブン機能も強い、死角なしのトースターです。

世界一のパン職人との共同開発で話題になった、ツインバード 匠ブランジェトースター。バルミューダと同じくパンの焼き上げに徹底的にこだわったトースター。独自の火力調整プログラムで誰でも簡単に“焼きたて”のパンが楽しめます。横幅が狭いコンパクトな設計なので、一人暮らしの方にもおすすめ。

象印 STAN. オーブントースター EQ-FA22のレビューまとめ

今回は象印 STAN. オーブントースター EQ-FA22をレビューしました。

ボタン1つで簡単に美味しいトーストやクロワッサンが焼ける、パン好きにうれしいトースター。扉が外せるのでお手入れが簡単でキレイが長持ちします。見た目もシンプルで美しく、インテリアとの統一感を重視する方、デザインを重視する方にもおすすめの商品です。