象印 ET-GP30 実機レビュー!ボタン1つで絶品トーストが焼けるマイコン式トースター

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象印 ET-GP30アイキャッチ画像
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家電の実機レビューを発信しています。あおいです。

バルミューダやアラジンなど、最近はトースターの中でも「パンがおいしく焼ける」トースターが特に人気です。しかしバルミューダやアラジンは一般的なトースターと比べると値段が高い。。

おいしいトーストが食べたい!でもそんなに予算はかけられない…という方におすすめのトースターが象印 ET-GP30です。

象印 ET-GP30は、高価格化が進むトースターの中では1万円と手頃な価格ながら、外サクサク中ふわふわの完璧なトーストを焼き上げてくれる「サクふわトースト」コース搭載

マイコン式自動メニューなので、操作はボタンを押すだけ。トーストのほか、ピザを焼いたり、揚げ物の温めなおしも自動で最適に調理してくれます。

食パンが同時に4枚焼けるほど庫内は広く、25㎝ピザも丸ごと焼けます。トースターはお手入れが大変なイメージがありますが、象印 ET-GP30はとびらが外せるのでお手入れも簡単。

そこで今回は、象印のオーブントースター ET-GP30をレビューします。

象印 オーブントースター ET-GP30
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 「サクふわトースト」がおいしい
  • 便利な8つのオートメニュー
  • 4枚焼きができる広い庫内
  • はずせる扉で掃除しやすい
デメリット
  • 上火焼きはできない
  • 「サクふわトースト」は冷凍パン非対応
あおいの家電生活ってどんなサイト?

家電製品アドバイザーの資格をもっている家電大好きブロガーあおいが、気になる家電を自腹で購入し、実際に使って感じた感想を正直にシェアするレビューブログです。公式サイトの情報だけではわからない「実際どうなの?」を深堀りします!

目次

象印 オーブントースター ET-GP30の商品概要

象印 ET-GP30はマイコン式の4枚焼きオーブントースターです。

マイコン式オーブントースターとは?

トースター内部に組み込まれた「マイコン」と呼ばれる小さなコンピューターが火力、温度、時間を自動調節して調理してくれるオーブントースター。ボタンを押すだけで、簡単にトーストを焼いたり、食材の温め直しをしてくれる。

カラーはブラックのみ。シンプルな外観です。

象印 ET-GP30正面
象印 ET-GP30デザインはシンプル
象印 ET-GP30側面
象印 ET-GP30背面
象印 ET-GP30天井部に調理目安の記載がある
天井部には調理目安が記載されています

本体右側には操作パネル。パンやピザの焼きあげ、揚げ物の温めなおしは専用ボタンを押すだけで自動で調理してくれます。

象印 ET-GP30の操作パネル

手動調理ももちろん可能。手動の場合はツマミで温度調節し、▲▼ボタンで時間を設定します。
温度は80℃~250℃、タイマーは30秒~最大30分まで設定できるので調理にも幅広く使えます

あおい

最初はたくさんのボタンに戸惑うかもしれませんが、操作方法は簡単なのですぐに慣れますよ。

加熱は上2本の遠赤ヒーターと下3本の石英管ヒーターの合わせて5本。合計1300Wのハイパワーで食材をムラなく加熱します。

象印 ET-GP30は1300Wのハイパワーヒーター搭載

本体サイズは幅39.5×奥行34.5×高さ22.5㎝とやや大きめ。設置の際には放熱スペースも必要なので、購入前に置き場所を十分確認しておきましょう。

トースター設置に必要な放熱スペースとは?
トースター設置に必要な放熱スペース

庫内サイズは幅27×奥行29.5×高さ9㎝。食パン4枚焼きのトースターなので、一度に家族全員分のトーストが焼けて便利!直径25㎝のピザも切らずに丸ごと焼けます。

象印 ET-GP30は4枚焼き
象印 ET-GP30は25㎝ピザも丸ごと焼ける

焼き網は細かい網目状。25㎝ピザも入る、大きめのトレーが付属します。

象印 ET-GP30焼き網は網目状
象印 ET-GP30の付属トレー

上火調理は対応していないので、チーズトーストなど、具材の乗った表面にしっかり火を入れようとすると、裏面が焦げてしまいます。対策として、付属のトレーに乗せて焼くと、裏面も焦がさずに焼くことができます

象印 ET-GP30で焼いたチーズトースト
「250度×5分」の設定で焼いたチーズトースト
象印 ET-GP30で焼いたチーズトースト裏面
裏面が焦げてしまった
象印 ET-GP30トレーを使って焼いたチーズトースト
調理トレーを使うと解決
象印 ET-GP30トレーを使って焼いたチーズトースト裏面
裏面も焦げずに焼けました
仕様
品番ET-GP30
カラーマットブラック
消費電力1300W
温度調整80℃~250℃
タイマー30秒〜30分
本体サイズ約 幅39.5×奥行34.5×高さ22.5(cm)
庫内サイズ約 幅27×奥行29.5×高さ9(cm)
本体質量約 5.0kg

象印 オーブントースター ET-GP30のレビュー

象印 ET-GP30の特徴を紹介していきます。

「サクふわトースト」がおいしい

象印 ET-GP30の「サクふわトースト」コースで焼いた食パンは本当においしい

象印 ET-GP30サクふわトーストコースで焼いたパン

秘訣はマイコンによる細やかな温度コントロール
最初に焦げ目のつかない中温でじっくり焼くことでパンの表面にサクサクの層を作り、つぎに高温に切り替え、パンの水分を中に閉じ込めながら一気に焼き上げます。

食べてみると、外はサクッと軽い食感で、中はふんわり優しい仕上がり

特に厚切りパンだと外サク中ふわの食感のコントラストが際立って、それはそれは美味しいので、本当におすすめです!

あおい

スチームトースターのように給水しなくても、おいしいトーストが焼けるのは手軽で嬉しい!

便利な8つのオートメニュー

象印 ET-GP30には8つのオートメニューが搭載されています。

8つのオートメニュー
  1. トースト
  2. 冷凍トースト
  3. サクふわトースト
  4. ピザ
  5. 冷凍ピザ
  6. フライあたため
  7. ロールパンあたため
  8. 手作りパン

どれもボタンを押すだけで、あとはトースターにお任せなので楽ちんです。

トーストコースには、トースト、冷凍トースト、サクふわトーストの3種類がありますが、「何が違うの?」と疑問に思うと思います。

サクふわトースト

表面のサクサク感と中のふんわり感のコントラストが強くなる。焼き時間は長め。

トースト

通常のトースト。焼き時間はサクふわトーストより短い。

冷凍トースト

冷凍食パンを焼く時に使用。サクふわトーストで冷凍パンは焼けないので注意。

食パン2枚を焼き色「中」で設定すると、「サクふわトースト」は5.5分かかるのに対し、通常の「トースト」は3分で焼けます。時間がない日は通常の「トースト」で焼いて、余裕のある日は「サクふわトースト」を楽しむなど、使いわけができます。

また冷凍パンは「サクふわトースト」で焼くと焼き色がつかずうまく焼けないので、冷凍パンの場合は「冷凍トースト」を使います。

象印 ET-GP30サクふわトーストコースで焼いた冷凍パン
「サクふわトースト」焼き色「中」で焼いたトースト。
中は焼けているが表面に焼き色がつかない
象印 ET-GP30冷凍パンコースで焼いたパン
「冷凍トースト」焼き色「中」で焼いたトースト。
焼き色もきれいについた。

オートメニューの中で、特におすすめなのが、「フライあたため」機能。温度も時間も、めんどうな設定は一切不要!

ボタンを押すだけで、揚げ物をサックリ温めなおしてくれます。ふやけた衣がサクサクに再生するので、是非動画で確認してみてください。

ふやけたコロッケが再生する動画↓

とびらが外せてお手入れが楽

象印 ET-GP30の差別化ポイントとして、「外せるとびら」が挙げられます。焼き網やくず受けを外せるトースターは多いですが、とびらまで外せる機種は多くはありません。

象印 ET-GP30のとびらは外せて便利

外しかたも焼き網を取り外して、つまみをスライドするだけなので意外と簡単。とびらを外せば庫内に手が入りやすく、格段にお掃除がしやすくなります

外せるとびらのはずし方を動画見る↓

あおい

汚れやすいトースターにおいて、お手入れのしやすさは重要なポイントです。

象印 オーブントースター ET-GP30と他の商品との比較

象印 ET-GP30と同じ、「マイコン自動メニュー、4枚焼き、価格1万円前後」のトースターを3つピックアップし、比較しました。

アイリスオーヤマ マイコン式オーブントースター MOT-401

アイリスオーヤマ MOT-401商品画像

専用容器に水とパンをセットして過熱水蒸気で焼きあげる「生トースト」と「極上トースト」が魅力のマイコン式トースター。

基本のトーストやピザ以外にも、フライあたため、焼きいも、チキングリルや焼き魚など20種類の豊富な自動メニューを搭載。

多機能なのにお値段は1万円を切っており、機能とコスパの良さを兼ねそなえた有力候補だが、焼き網が取り外せないのでお手入れ面では象印 ET-GP30に軍配が上がる。

コイズミ マイコン式オーブントースター KOS-1236

TBS系『サタデープラス(サタプラ)』のひたすら試してランキングで1位になったことで話題のコイズミ KOS-1236。

トースト、冷凍トースト、調理トースト、ロールパン、ホットサンドなどパンに特化したオートメニューを7つ搭載。ホットサンドメッシュが付属していて、トースターでホットサンドが作れる。

調理トーストやホットサンドをよく作る方はKOS-1236がおすすめ

日立 コンベクションオーブントースター HMO-F300

熱風を循環させて食材をムラなく焼き上げるコンベクションオーブン。

トースト、ピザ、冷凍パン、惣菜あたため、焼きいもなどトースターに期待する機能はひと通り自動でできるほか、低温調理やノンフライ調理も可能。トースターの枠に収まらない幅広い調理に対応している。

価格は16,000円程度と他の3機種と比べると高いが、調理に幅広く活用したい方、コンベクションオーブンが気になる方はHMO-F300がおすすめ一般的なトースターの機能で十分という方は、象印 ET-GP30がおすすめ

象印 オーブントースター ET-GP30とET-GN30の違い

ET-GN30は、ET-GP30の従来機(前モデル)で、現在はAmazonで限定販売しています。主な機能は同じなのですが、下記のような違いがあります。

ET-GN30からET-GP30になって変更された点
  • 電源コード1.2mから1mに変更
  • とびらガラスに記載していた調理目安を削除(代わりに天井部に表示)
  • 焼き網の持ち手部の寸法短縮

価格はET-GN30のほうが若干高いようです。主な機能に差はないので、価格とどのECサイトで買うかをもとに判断すると良いでしょう。

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象印 オーブントースター ET-GP30レビューまとめ

今回は、象印 ET-GP30をレビューしました。

4枚焼き、サクふわトースト機能、便利なオートメニュー、外せるとびらでお手入れもしやすく価格は1万円と、トースターに期待する機能を全てそなえた総合力の高いトースターでした。

象印 オーブントースター ET-GP30
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 「サクふわトースト」がおいしい
  • 便利な8つのオートメニュー
  • 4枚焼きができる広い庫内
  • はずせる扉で掃除しやすい
デメリット
  • 上火焼きはできない
  • 「サクふわトースト」は冷凍パン非対応
象印 ET-GP30アイキャッチ画像

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この記事を書いた人

あおいのアバター あおい 家電ブロガー

家電が大好きなブロガー。「家電製品アドバイザー」資格保有。

調理家電、健康家電、生活家電を実際に使ってみて、正直な感想をシェアするレビューブログです。

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