家電の実機レビューを発信しています。あおいです。
今回レビューする、ヒロコーポレーション 電気ケトル KTK-300は2,000円以下のお手頃価格とシンプルな使い勝手が魅力の電気ケトルです。
コンパクトなので場所を取らず、余計な機能のないシンプルな電気ケトルは初めて電気ケトルを購入する方、一人暮らしの方にもおすすめ。広口なのでお手入れもしやすく、カップ1~2杯が3~4分で沸くのでストレスなく使えます。
しかし、「ヒロコーポレーションってどんな会社?」、「安いけど機能面は大丈夫?」など疑問に思う方もいると思います。
今回は「ヒロコーポレーション 電気ケトル KTK-300」の実機を用いて、詳しい使用感やメリット・デメリットを徹底的にレビューします。
しっかり検証していきますので、気になる方はぜひ参考にしてください!
- シンプル機能で使いやすい
- 広口でお手入れしやすい
- 必要十分な沸騰スピード
- 2,000円以下のお手頃価格
- 安全機能は必要最低限
- コードは短め
家電製品アドバイザーの資格をもっている家電大好きブロガーあおいが、気になる家電を自腹で購入し、実際に使って感じた感想を正直にシェアするレビューブログです。公式サイトの情報だけではわからない「実際どうなの?」を深堀りします!
ヒロコーポレーション 電気ケトル KTK-300の商品概要
今回紹介するKTK-300は、福岡県北九州市に本社を置く株式会社ヒロコーポレーションが製造・販売している電気ケトルです。
ヒロコーポレーションは、家電、生活雑貨、衛生用品、防災グッズなど、低価格・高品質なオリジナル商品を幅広く展開している国内メーカー。その中で KTK-300は、2,000円以下のお手頃価格とシンプルな使い勝手が魅力の電気ケトルです。
サイズは幅20.5×奥行き15×高さ17㎝。丸みのあるコンパクトな外観で、狭いキッチンでも場所を取りません。
カラーはグレー、ピンク、ブラックの3色。
容量は1ℓ。コーヒー1、2杯分をサッと沸かしたり、カップ麺や料理用のお湯を沸かしたりと、幅広い用途で使えます。
ふたが大きく開くのでストレスなく給水できて、お手入れもしやすくて便利。
左右についている窓は大きく見やすく、水量や沸き加減が一目で確認できます。
操作は水を入れて、ハンドル上部のボタンを押すだけ。湯沸かし中はパイロットランプが点灯します。
お湯が沸いたら自動で電源が切れる自動電源OFF機能と、空焚き防止機能も搭載されており、お手頃価格ながら安全性にもしっかり配慮されています。
注ぎ口のお湯切れも良好。水量の調節もしやすく、スムーズに注ぐことができます。
ヒロコーポレーション 電気ケトル KTK-300で実際にお湯を沸かす様子
仕様
品番 | KTK-300 |
カラー | グレー、ピンク、ブラック |
電源 | AC100V(50~60Hz) |
消費電力 | 800W |
本体サイズ | 約 幅20.5×奥行15×高さ17(cm) ※ハンドル寸法含む |
質量 | 約 600g ※電源ベース含む |
容量 | 1L |
コードの長さ | 約 75cm |
ヒロコーポレーション 電気ケトル KTK-300のレビュー
最速!ではないが申し分ない沸騰スピード
ヒロコーポレーション KTK-300の沸騰スピードを検証したところ、以下のような結果となりました。
- 300ml・・・2分58秒
- 500ml・・・4分26秒
- 1L(満量)・・・8分10秒
※室温、水温ともに22℃の場合の調査結果
ヒロコーポレーション KTK-300は800W消費電力のため、大手メーカーの1000Wを超える消費電力の大きい電気ケトルと比べると沸騰スピードはやや遅いと言えます。しかし、正味1分程度の差なので、個人的にはそれほど遅いとは感じず、ストレスなく使えるレベルだと感じました。
逆に消費電力の大きい電気ケトルは、沸騰スピードは早いものの、その分電気代が高くなる可能性がありますし、他の家電と同時使用するとブレーカーが落ちる原因にもなります。
電気代を節約したい方、電気ケトルを使うとブレーカーが落ちないか気になるという方は、 ヒロコーポレーション KTK-300のような消費電力の小さい電気ケトルがおすすめです。
2,000円以下でリーズナブル!メーカー保証付きで安心
ヒロコーポレーション KTK-300の一番の魅力は2,000円以下のお手頃価格。3,000円~6,000円台が一般的な電気ケトルの中で、破格の安さです。
価格が安いと、「機能面は大丈夫?」、「耐久性は問題ない?」と不安になりますが、今回の実機検証を通して、「水を入れてお湯を沸かす。できたお湯をカップに注ぐ」という通常の使用範囲内であれば全く問題なく機能しており、むしろシンプルでとても使いやすいと感じました。(※そのほかのデメリットに関しては次章にて解説します)
また、ヒロコーポレーション KTK-300は1年間のメーカー保証も付いているので、初期不良など万が一の場合も安心です。
安い電気ケトルを探している方、「機能はシンプルで安いのが一番!」という方には本当におすすめです!
ヒロコーポレーション 電気ケトル KTK-300の気になる点
安全機能は必要最低限
ヒロコーポレーション KTK-300には「自動電源OFF機能」と「空焚き防止機能」の2つの安全機能が搭載されていますが、これらの機能はほとんどの電気ケトルに標準搭載されている必要最低限の安全機能です。
このほかの安全機能と言えば、やけど事故防止のための「蒸気レス機能」や「転倒お湯もれ防止機能」、本体が熱くなりにくい「本体二重構造」などがありますが、ヒロコーポレーション KTK-300はいずれも非対応。小さいお子さんやペット、高齢の方がいるご家庭の場合は、少し不安が残るかもしれません。
しかし、安全機能がしっかりしている電気ケトルは、当然ながらその分価格も高くなります。コストと安全性のバランスについてじっくり検討して選びましょう。
電源コードは短め
もう1点の気になる点は、電源コードの長さ。ヒロコーポレーション KTK-300はコードの長さが約75㎝と短めです。
主要メーカーの電源コードは1.2~1.3mが多いので、約半分の長さです。
電源から離れた場所に設置する場合は、コードが届かない可能性があるので、事前に設置場所と電源との距離をよく確認して、届かない場合は延長コードなどで対策しましょう。
ヒロコーポレーション 電気ケトル KTK-300はこんな人におすすめ
ヒロコーポレーション 電気ケトル KTK-300は次のような方におすすめです。
- 安い電気ケトルを探している人
- 機能がシンプルな電気ケトルを探している人
- 軽量コンパクトで使い勝手の良い電気ケトルを探している人
- 日本メーカー製でお手頃価格の電気ケトルを探している人
ヒロコーポレーション 電気ケトル KTK-300のレビューまとめ
今回はヒロコーポレーション 電気ケトル KTK-300をレビューしました。
2,000円以下のお手頃価格かつシンプルで使い勝手の良い電気ケトルでした。お値段は安くても、国内メーカー製で1年間の無料保証も付いて安心。一人暮らしの方など、初めて電気ケトルを購入するという方にもおすすめの商品です。
低価格ながら必要十分な機能を備えた電気ケトル。気になる方は今回のレビューを参考に検討してみてください。
- シンプル機能で使いやすい
- 広口でお手入れしやすい
- 必要十分な沸騰スピード
- 2,000円以下のお手頃価格
- 安全機能は必要最低限
- コードは短め
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