家電の実機レビューを発信しています。あおいです。
手軽にお湯がわかせて便利な電気ケトルですが、小さなお子さんやペットのいるご家庭は蒸気や熱湯でやけどしないか心配ですよね。
タイガー 電気ケトル PCM-A081は、蒸気がほとんどでない「省スチーム設計」や、倒れてもお湯が飛びでない「転倒お湯もれ防止構造」、さわっても熱くない「本体二重構造」など、やけどを防止する安全機能が充実しています。
スマートなデザインは、キッチンにも自然となじんでくれ、沸騰スピードもカップ1杯約60秒と早いので、必要な時に必要な量をさっと沸かすことができます。しかも価格は3,000~4,000円台とリーズナブル。
今回はそんな「タイガー 電気ケトル PCM-A081」をレビューしていきます。他製品との比較結果も紹介するので気になる方はぜひ参考にしてください。
- 充実の安全機能
- スマートなデザイン
- カップ1杯60秒のスピード沸騰
- 3,000~4,000円台でリーズナブル
- 注ぎ口から出るお湯がやや細い
家電製品アドバイザーの資格をもっている家電大好きブロガーあおいが、気になる家電を自腹で購入し、実際に使って感じた感想を正直にシェアするレビューブログです。公式サイトの情報だけではわからない「実際どうなの?」を深堀りします!
タイガー 電気ケトル PCM-A081の商品概要
PCM-A081はタイガーの電気ケトルの中では軽量コンパクトなベーシックモデルです。容量は0.8L。1~2杯のお茶をサッと沸かすのに便利なサイズです。
持ち手はハンドル状で持ちやすく、目盛りつき窓が左右2ヶ所についているので、どの向きからでも水量が確認できます。
ふたは着脱式。間口が広いので給水がしやすく、内側のお手入れも楽にできます。
お湯を注ぐ際は、給湯ロックボタンを押して、ロック解除してから注ぎます。タイガー独自のドリップロジック構造でお湯が細くなめらかに出るので、コーヒーのドリップもスムーズです。
タイガー PCM-A081でコーヒーを淹れる様子↓
タイガー 電気ケトル PCM-A081のレビュー
充実の安全機能
タイガー 電気ケトル PCM-A081はやけどを防止する安全機能が充実しています。
- 蒸気がほとんどでない「省スチーム設計」
- 熱くなりにくく安全な「本体二重構造」
- 倒れてもお湯が飛びでない「転倒お湯もれ防止」と「給湯ロックボタン」
実際にタイガー PCM-A081とお湯もれ防止機能のついていないケトルを使って検証してみたところ、転倒時のお湯もれの量とスピードに雲泥の差が出ました。安全機能のついていないケトルは倒れた瞬間に多量のお湯が飛び出たのに対し、タイガー PCM-A081は倒れてもお湯は飛び出ず、ふたのすき間からお湯が少量もれ出る程度。万が一倒してしまっても、すぐ気づいて元に戻せば、やけどのリスクは大幅に下がります。
タイガー PCM-A081の転倒お湯もれ防止機能の検証動画↓
2018年には子どもの安全・安心に貢献するデザインに贈られるキッズデザイン賞を受賞するなど、タイガー PCM-A081の高い安全性はお墨付きといえます。
発売する全てのモデルに転倒お湯もれ防止機能を搭載し、安全最優先で設計されているタイガーの電気ケトル。魔法瓶メーカーとしてのプライドを感じ好感が持てます。
スマートなデザイン
デザインが気に入ったという口コミも多くみられるタイガー PCM-A081。少しくびれた曲線が美しく、すっきりとした印象です。
表面はサラッとしたマットな手触りで、汚れが目立ちにくいのも◎。
カラーは、マットホワイト、スレートブルー、ブロンドベージュ、アイスブルーの4色。いずれも落ち着いた色合いで、キッチンに自然となじんでくれます。
電気ケトルは毎日使う家電なので、デザインも重要。自分にとって心地よいデザインのものを選びたいですよね。
カップ1杯60秒のスピード沸騰
タイガー 電気ケトル PCM-A081はカップ1杯分(140ml)が約60秒で沸くスピード沸騰が魅力です。朝ごはんの支度の合間にコーヒーを淹れたり、昼食にカップスープ用のお湯をさっと沸かしたり、夕飯の支度にちょっとお湯を沸かしたりと、必要な時に必要な量をさっと沸かすことができます。
タイガー 電気ケトル PCM-A081の気になった点
タイガー PCM-A081に目立ったデメリットはないのですが、強いて言うなら、「お湯がやや細い」のが筆者は気になりました。
細いお湯はコーヒードリップにはとても便利なのですが、カップ麺にお湯を入れる時など、手早くお湯を入れたい時に多少もたつきを感じます。とは言え、「あえてデメリットを挙げるとすれば…」という程度のもので、ストレスを感じるほどではありません。
参考までにカップ麺にお湯を注ぐ様子を撮影したので、気になる方はチェックしてみてください。
タイガー 電気ケトル PCM-A081と他製品との比較
タイガー PCM-A081と容量と機能が同程度のティファール アプレシア・プラス ロックと象印 CK-DB08を比較しました。
タイガー PCM-A081 | ティファール アプレシア・プラス ロック | 象印 CK-DB08 | |
---|---|---|---|
色 | マットホワイト スレートブルー ブロンドベージュ アイスブルー | ホワイト ブラック | ホワイト スレートブラック ベージュ |
容量 | 0.8L | 0.8L | 0.8L |
消費電力 | 1300W | 1250W | 1300W |
沸騰時間 カップ1杯(140ml) | 約60秒 | 約65秒 | 約60秒 |
安全機能 | 省スチーム 転倒お湯もれ防止 給湯ロック 本体二重構造 空だき防止 自動電源オフ | 省スチーム 転倒お湯もれロック 自動電源オフ 空だき防止 | 転倒お湯もれ防止 給湯ロック 本体二重構造 空だき防止 自動電源オフ | 蒸気セーブ
その他 | ウルトラポリッシュ底面 注ぎ口カバー | 注ぎ口 ほこりブロック | |
税込価格 (2024年8月29日調査時点) | 3,800円 | 4,980円 | 4,380円 |
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比較の結果、安全機能の充実と価格の安さにおいてタイガー PCM-A081がトップでした。
同じく安全機能が充実している象印 CK-DB08は注ぎ口からホコリが入りにくい設計になっており、衛生面が気になる方におすすめです。
ティファール アプレシア・プラス ロックは水あかが付着しにくい「ウルトラポリッシュ底面」など他2社にはない機能があるものの、安全機能は見劣りします。また価格もこの3つの製品の中では一番高い結果となりました。
タイガー 電気ケトル PCM-A081のレビューまとめ
今回はタイガー 電気ケトル PCM-A081をレビューしました。
やけどを未然に防ぐ安全機能が充実していて、小さなお子さんやペット、ご高齢の方がいるご家庭に特におすすめしたい電気ケトルです。
- 充実の安全機能
- スマートなデザイン
- カップ1杯60秒のスピード沸騰
- 3,000~4,000円台でリーズナブル
- 注ぎ口から出るお湯がやや細い
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