家電の実機レビューを発信しています。あおいです。
電気ケトルの国内No.1シェアを誇るティファール。「ティファール ジャスティン プラス」は、Amazonや楽天の電気ケトル売れ筋ランキングで上位をキープしている、ティファールの定番商品です。
人気の理由は、カップ1杯を約1分で沸かせるスピード沸騰と、たっぷり沸かせる1.2リットル大容量。
使いやすいデザインで、価格も3,000円台とお手頃なので初めて電気ケトルを買うという方にもおすすめの商品です。
しかし、安全機能は「自動電源オフ」と「空だき防止」のみの必要最低限の設計。口コミの中には「湯沸かし中の音がうるさい」という気になるコメントも。
そこで今回は、「ティファール ジャスティン プラス」を実際に使って、メリットとデメリットを詳しく検証します。他製品との比較結果も紹介するので、ティファール ジャスティン プラスが気になる方はぜひ参考にしてください。
- カップ1杯約58秒のスピード沸騰
- 1.2Lの大容量
- 使いやすいデザイン
- 3,000円台でリーズナブル
- 安全機能は必要最低限
- 湯沸かし中の音が大きい
家電製品アドバイザーの資格をもっている家電大好きブロガーあおいが、気になる家電を自腹で購入し、実際に使って感じた感想を正直にシェアするレビューブログです。公式サイトの情報だけではわからない「実際どうなの?」を深堀りします!
ティファール ジャスティン プラスのレビュー
あっという間にお湯が沸く
ティファール ジャスティン プラスはカップ1杯(140ml)を約58秒で沸かせるスピード沸騰が魅力です。他メーカーの商品と比較して最速ではないものの(業界最速はタイガーPTQ-A型/PCK-A型のカップ1杯約45秒。2024年8月9日時点)、業界トップクラスの速さです。
- 140ml(カップ1杯分)・・・56秒
- 300ml・・・1分41秒
- 500ml・・・2分34秒
- 1.2L(満量)・・・5分52秒
※室温27°、水温27°の場合の調査結果
忙しい朝にお茶を飲むとき、空腹でカップ麺を作るとき、帰宅後急いで夕飯の支度をするときなど、ティファール ジャスティン プラスは忙しい日々の助けになってくれますよ。
たっぷり沸かせる1.2Lの大容量
ティファール ジャスティン プラス は1.2Lの大容量タイプなので、お茶の支度から料理まで幅広く活用できます。パスタを作る時や野菜の下茹でに大量のお湯が必要な時にお鍋で沸かすよりも手軽で時短になります。
使いやすいデザインとリーズナブルな価格
本体は約1kgと軽く、太い取っ手は握りやすいので満量入れても安定して持てます。間口は約10cmの広口を採用。給水もお手入れも楽々です。目盛り付きの側面の窓が大きく見やすいため、水を入れながら水量を確認できるのが便利。スイッチを押すだけのワンタッチ操作で誰でも迷わず使えて、スリムな三角口はお湯切れも良好です。
「神は細部に宿る」といわれますが、徹底した使いやすさへの配慮を感じさせます。しかも価格は3,000円台。ロングセラーなのも納得です。
ティファール ジャスティン プラスの気になる点
安全機能は必要最低限
ティファール ジャスティン プラスの安全機能は以下の2つです。
- お湯が沸くと電源が自動で切れる、「自動電源オフ機能」
- 水が入っていない状態でスイッチが押された場合に作動する、「空だき防止機能」
これらの機能は電気ケトルならばどのメーカーのどの商品にも装備されている必要最低限のセーフティ機能なので、小さいお子さんや高齢の方、ペットがいるご家庭の場合は少し不安が残るかもしれません。そういった安全性重視の方には、次の章で比較しているタイガー PCL-A121や象印 CK-VA12をおすすめします。
湯沸かし中の音が大きい
ティファール ジャスティン プラスの口コミの中には、「湯沸かし中の音がうるさい」という声もあったので、実際どの程度大きいのか騒音計を使って調べてみました。
キッチンカウンターにティファール ジャスティン プラスを設置して、そこから60㎝ほど離れた位置で測定したところ、最大音量は60デシベルほど。60デシベルはテレビや掃除機、洗濯機と同程度の音の大きさです(参考:東京都 環境局 「生活騒音」)。同じ部屋でテレビをつけていると音がかき消される程度の音量なので、音に敏感な方はうるさいと感じるかもしれません。
静かな電気ケトルが良いという方には、タイガー 6SAFE+ PCK-A081 がおすすめです。蒸気を外に出さない「蒸気レス」構造のおかげで湯沸かし中も音は静か。沸騰スピードは45秒と業界最速で、安全機能も充実しています。価格はティファール ジャスティン プラスと比べて高くなりますが、購入者の満足度は高い商品です。
ティファール ジャスティン プラスと他製品との比較
ティファール ジャスティン プラスと機能と容量が同じタイガー PCL-A121と象印 CK-VA12を比較しました。
ティファール ジャスティン プラス | タイガー PCL-A121 | 象印 CK-VA12 | |
---|---|---|---|
色 | ホワイト ブラック スカイブルー シュガーピンク サーブル | マットホワイト スレートブルー | ホワイト スレートブラック |
容量 | 1.2L | 1.2L | 1.2L |
サイズ 幅×奥行×高さ(cm) | 21.5 x 16 x 21 | 16.5×22.4×23 | 22.5×16.5×24 |
本体質量 | 1.02kg | 0.82kg | 0.9kg |
消費電力 | 1250W | 1300W | 1300W |
沸騰時間 カップ1杯(140ml) | 約58秒 | 約60秒 | 約60秒 |
安全機能 | 自動電源オフ 空だき防止 | 給湯ロックボタン 本体二重構造 空だき防止 自動電源オフ | 転倒お湯もれ防止給湯ロックボタン 本体二重構造 空だき防止 自動電源オフ | 転倒お湯もれ防止
その他 | 省スチーム設計 | 蒸気セーブ構造 注ぎ口 ほこりブロック | |
価格 (2024年8月8日調査時点) | 3,391円 | 4,930円 | 4,385円 |
Amazonで探す 楽天で探す | Amazonで探す 楽天で探す | Amazonで探す 楽天で探す |
結論、価格を重視する場合はティファール ジャスティン プラスがおすすめ。安全性重視の場合はタイガー PCL-A121、または象印 CK-VA12をおすすめします。
ティファール ジャスティン プラス レビューまとめ
今回はティファール ジャスティン プラスをレビューしました。
電気ケトルを初めて購入するという方、安くて使いやすい電気ケトルを探している方におすすめのシンプルイズベストな電気ケトルでした。
- カップ1杯約58秒のスピード沸騰
- 1.2Lの大容量
- 使いやすいデザイン
- 3,000円台でリーズナブル
- 安全機能は必要最低限
- 湯沸かし中の音が大きい
コメント